浜辺の風景
2005年 05月 30日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー海を見に行こう!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
って行った事はありませんか?多分1度はあるのではないでしょうか?私達の様に毎日海と関わり合う仕事をしている人間でも、休みの日に海に行くか!ってことを言ってしまいます。こっちの人達も休みの日には家族で浜辺でBBQをしたり、遊んでいたりします。それほど海は人間をリラックスにしてくれます。そうしないと私達の職業も成り立ちませんからね。
このページを見ている方は間違い無くグアムで潜った事がある方ですが、これだけ海の近くなのにほとんど磯臭さを感じないと思いませんか?
この「磯臭さ」の原因はプランクトンなどの微生物や海藻などが死後分解して発する匂いです。プランクトンの発生に不可欠なのが「栄養塩」と呼ばれる養分で普通この養分は水より重いので海底近くまで沈んでいるのですが、日本は強い潮流の為に海の中が掻き乱され水面近くまで上がってきてプランクトンが発生しやすく、それが死後分解して発する「磯臭さ」も強いのです!磯臭いって言うと悪いイメージがありますが、磯の香りって言うと良い感じがしませんか?
それともう一つ、このプランクトンが透明度にも影響を及ぼします。日本の冬の海が透明度がいいのはこのプランクトンの発生が少ないからです。
と言うことはグアムの海の綺麗さと磯臭くないのは、このプランクトンの少なささから来るのです。グアムの透き通るようなブルーはこの様な要因があるからなのです。
でも一つ大きな問題が・・・この悪役が少ないと魚が美味くないのです・・・やっぱり日本の魚は最高ですよね!これだけは譲れません、日本人として・・・